2015年6月19日金曜日

Adobe の 新製品!

こんばんは

アプライドのPC工場で、頑張っているYです。

今夜は、僕の趣味で常に活用させていただいているソフトの新製品がリリースされたので
皆さんにも紹介したいと思います。

「Adobe Creative Cloud 2015」 です!!

http://www.adobe.com/jp/creativecloud.html


今回、最大級のアップデートというだけあって、面白い機能が搭載されています。


今日は一般によく使われている「Photoshop」から、新しい機能を一部紹介してみます。




■ 異なるアートボードを一つのドキュメントに入れられる
例えばPC用のレイアウトとiPad、Android用のレイアウトをは、画面解像度が異なるので、
複数のドキュメントに分ける必要がありました。今回一つのドキュメントに入れることが
可能となって、レスポンシブデザインの対応や、画像の受け渡し、異なるアートワークの
回覧など、管理が容易になっています。

■ モバイルアプリとの連携
これにより、iPhoneなどの実機ですぐに作業結果がプレビューできるようになりました。
レスポンシブデザインが正しく表示されるのか、すぐにわかるので非常によさそうです。
また外出先でもスケッチをしたり、とにかくモバイルデバイスとの親和性が向上しています。

既にインストールしている方で、アップデートに関しましては注意するポイントが
ありますので下記公式ブログの下の方をご覧になってください。

http://blogs.adobe.com/creativestation/photoshop_cc_2015

まだまだ、いろいろな機能があるのですが、機会があれば少しずつ紹介していきたいと
思います。

2015年6月11日木曜日

「Red Hat系Linuxの重大なバグ」 について

6月9日に、Red Hat系Linuxの重大なバグがニュースになりました。

対象は、Haswellを搭載したRedhat系OS搭載PCとなっており、弊社の製品も
Haswellベースの CPUを搭載しているものは影響を受ける可能性があります。

対象のOSは、以下の通りです。
・Redhat Enterprise Linux 6.6、CentOS 6.6、Scientific Linux 6.6など
・Redhat Enterprise Linux 7.1、CentOS 7.1、Scientific Linux 7.1など

このバグは、カーネルの排他制御機能を利用したアプリケーションを実行すると、
デッドロック(処理待ちで止まる事)に陥ります。

現在、出荷した製品で不具合の報告が無いため、実際にこの機能を利用したアプリケーション
は極めて少ないと判断しており、症状がでていないお客様は慌てずに今後のアップデートを
お待ちいただくようにお願いいたします。

このバグはカーネルにパッチを当てて再構築する事で修正が可能ですが、カーネルの変更
はLinuxエンジニアのいない環境では運用上の影響が大きいため、今後のアップデートによ
る修正を待つ事が最善だと考えております。

以下、参考サイトです。

ニュース(日本語)
http://www.infoq.com/jp/news/2015/06/redhat-futex

アナウンス(英語)
https://groups.google.com/forum/#!topic/mechanical-ympathy/QbmpZxp6C64

修正パッチ(英語)
https://github.com/torvalds/linux/commit/76835b0ebf8a7fe85beb03c75121419a7dec52f0

バグの説明(英語)
https://github.com/torvalds/linux/commit/b0c29f79ecea0b6fbcefc999e70f2843ae8306db

2015年6月2日火曜日

気になるニュース

こんにちは

本日は、気になるニュースが耳に入ったので書いています。

それは・・・・

IntelがFPGA大手のAlteraを2兆円で買収!

FPGAとはField Programmable Gate Arrayの略で、 「自由に書き換え可能な論理回路が
集積された半導体」 という意味です。

ユーザーはあたかもソフトウェアプログラムを書く感覚で、FPGAが持っている論理回路を
思い通りに繋ぎ合わせ、ハードウェアを構成することが可能です。

今まで専用のLSI(大規模集積回路)は文字通りハード(固い)なので、一度作ってしまうと
他の用途には使えません。
例えるとプレスCDのようなものです。しかしFPGAはハードウェアでありながら、ソフトウェア的に
書き換えられるので、CD-RWと似たようなものと言えるでしょう。

このメリットは大変なもので、それぞれ専用のLSI生産ラインが必要だったものが、FPGA一本の
生産ラインで専用のLSI生産ラインを多数持っていることと同等になります。

また、例えば製品化後に不具合が見つかった場合、今までは次のロットまで放置するか、
もしくは莫大な費用をかけて回収・交換などが必要でしたが、ネットに繋いでFPGAの修正を
するだけでよくなります。

そして、IoT分野(Internet of Things、モノのインターネットと言われ、私たちに身近な家電などを
インターネットにつなげる技術)  でそのカスタマイズ性からFPGAの需要がものすごい勢いで
拡大しています。

そんなFPGAに目を付けたIntelですが、今回の買収によりFPGAのXeonとの統合製品を計画して
いると発表がありました。

まずはデータセンター向けのカスタマイズされたXeonのリリースのようですが、いずれコンシューマ向けにも出回ってくるでしょう。

今、IntelはCPUの分野だけでなく本気で天下を取りに来たのだなと気迫を感じました。


恐るべし、インテル。。。



これからのIntelの動向は要注目ですね!