こんにちは
本日は、気になるニュースが耳に入ったので書いています。
それは・・・・
IntelがFPGA大手のAlteraを2兆円で買収!
FPGAとはField Programmable Gate Arrayの略で、 「自由に書き換え可能な論理回路が
集積された半導体」 という意味です。
ユーザーはあたかもソフトウェアプログラムを書く感覚で、FPGAが持っている論理回路を
思い通りに繋ぎ合わせ、ハードウェアを構成することが可能です。
今まで専用のLSI(大規模集積回路)は文字通りハード(固い)なので、一度作ってしまうと
他の用途には使えません。
例えるとプレスCDのようなものです。しかしFPGAはハードウェアでありながら、ソフトウェア的に
書き換えられるので、CD-RWと似たようなものと言えるでしょう。
このメリットは大変なもので、それぞれ専用のLSI生産ラインが必要だったものが、FPGA一本の
生産ラインで専用のLSI生産ラインを多数持っていることと同等になります。
また、例えば製品化後に不具合が見つかった場合、今までは次のロットまで放置するか、
もしくは莫大な費用をかけて回収・交換などが必要でしたが、ネットに繋いでFPGAの修正を
するだけでよくなります。
そして、IoT分野(Internet of Things、モノのインターネットと言われ、私たちに身近な家電などを
インターネットにつなげる技術) でそのカスタマイズ性からFPGAの需要がものすごい勢いで
拡大しています。
そんなFPGAに目を付けたIntelですが、今回の買収によりFPGAのXeonとの統合製品を計画して
いると発表がありました。
まずはデータセンター向けのカスタマイズされたXeonのリリースのようですが、いずれコンシューマ向けにも出回ってくるでしょう。
今、IntelはCPUの分野だけでなく本気で天下を取りに来たのだなと気迫を感じました。
恐るべし、インテル。。。
これからのIntelの動向は要注目ですね!
0 件のコメント:
コメントを投稿