2015年12月2日水曜日

これぞ、最強

こんにちは

久しぶりの投稿です。

今日ご紹介するのは、GPGPUを8基搭載可能な超弩級のワークステーションです!

お客様がグラフィックカードを搭載されるとのことで、工場では8枚挿した状態でのベンチを
残念ながら見ることはできませんでしたが、代わりに写真を多めに撮りました!
というわけで、まずはスペックを見てみます。

スペック
CPU:Intel Xeon E5-2690V3 12コア 24スレッド 2.6GHz × 2基
メモリ:768GB
SSD:480GB(システム)240GB×2基(RAID0)
HDD:3TB×3基
グラフィック:オンボード

如何ですか? このたたずまい。







前面には、2.5インチホットスワップベイが24ベイあります。







メモリがたっぷり入っています。 何と、まっくす768GB



スゲー






GPUを拡張する為の拡張バス。   そうです、8GPU対応!


後姿も、ベリーグッド  


わかりますか?このメモリの多さ!


768GBですよ、768GB!一つのCPUに12本もの32GBメモリが載ってます。


それが2つですから、そりゃあもう、すごい!の一言です。

このクラスは工場でもなかなかお目にかかることはできないので、
エージング中のファンの音を聞いただけでもテンション上がりますね!

GPGPUとして搭載するグラフィックはnVidiaの TAITAN X などなのでしょうか?
うーん、ベンチを取れないのが本当に残念……。


ストレージも2.5インチが24基搭載可能で、半端ない拡張性を持っています。


仕上がるのが非常に楽しみなマシンです!



2015年11月6日金曜日

追伸 Windows10ネタ

そうそう、


Windows10にアップして快適なPCライフを送っている今日この頃ですが・・・・







この表示が気になる・・・というあなた向けの情報です。


一旦、Win10にしたけど、やっぱり戻した!


でも「Windows10を入手する」が何度も出てきて困ってる!

または、アップデートするつもりがないのに「Windows10を入手する」が消えない!

という人の為に消す方法をお伝えします。


1.タスクマネージャの「プロセス」タブから「GSX.exe」を探して終了させます。
  (この時点でタスクトレイからウィンドウのアイコンが消えます)

2.コントロールパネルのプログラムのアンインストールを起動し、

 「インストールされた 更新プログラムを表示する」を開きます。

3.KB3035583を検索ウィンドウから検索してアンインストールします。

4.WindowsUpdateの更新プログラムの確認で出てくる「KB3035583」を非表示にします。

これでスリープ解除や再起動しても、出てこなくなるはずです。

それでは、また!

超高速ストレージ NVMe SSD モデル!

こんにちは

少しブログネタ探しの旅に出ており、ご無沙汰しておりました。

本日は、

高速ストレージ NVMe モデルをご紹介いたします。


NVMe(NVM Express)とは、次世代のSSD接続規格です。

今までのSSDはリード・ライト550MB/s前後のばかりだと思われていた方もいらっしゃる
かもしれません。

実はSATAケーブルでPCと接続する方法では、規格上、速度が頭打ちになってSSD本来の
速度が出せなくなってきているのです。
従来のSATA接続が上限600MB/sに対し、新規格のNVMeでPCIe 3.0×4レーンを使用した場合には、4000MB/sもの転送速度を確保できるようになりました。

これにより、従来のSSDより実測で数倍の性能を誇る製品がリリースされております。



昨年9月にIntelよりデータセンター向けのNVMe製品、SSD DC P3600 シリーズがリリースされ
ていましたが非常に高価でした。
今回搭載している750シリーズは、コンシューマ向けの730シリーズの後継という立ち位置ですが、
P3600はリード2100MB/s・ライト550MB/s、750はリード2200MB/s・ライト900MB/s、とパフォーマ
ンスではP3600を超えます。
730に至ってはリード550MB/s・ライト470MB/s、ということで比較にならないパフォーマンスです!




ということで、実測でどのくらい出るのか挑戦してみましょう。




左がIntel 750、右がSumsong
ATTOベンチは2200MB/s超えで、ほぼ公証通りの値を叩き出しています。

ハードが新しすぎるためか、CrystalDiskMarkのバージョン3では正しい値が出ないようです。
2300MB/s超えのバージョン4で計測した値も掲載します。
※バージョン4からは、ベンチマーク部分がマイクロソフトのエンジンに変わっているそうです。

   しかしながら、とんでもない速さです。

これを体験してしまうと多分もうHDDには戻れない気がします。




是非、みなさんもNVMeを体感してみてください。

今回、ご紹介の気になるスペックは、、、

スペック

CPU:Intel Xeon E5-2687WV3×2基
   <3.1GHz/22nm/Cores=10/Threads=20/Cache=25MB/FCLGA2011-3>
メモリ:32GB
SSD:250GB
NVMe SSD:400GB<Intel 750 Series SSDPEDMW400G4R5>
HDD:2TB×2基
グラフィック:nVidia GeForce GT610

今回は、NVMeをスクラッチディスクにして、アプリのパフォーマンスを上げ、大容量データを
ストレスなく動かすという構成です。

興味のある方は、ご相談ください。

2015年7月9日木曜日

このサイズが重要です

こんにちは

本日は、工場に設置するということで依頼いただいたPCをご紹介いたします。

これは、ある会社の工場に設置するとのことで、沢山の条件がありましたが、
悩んだ末に提案させていただいたPCです。

設置する場所にスペースが無い様で、サイズの制限と英語環境で使用とのことで
英語OSに英語キーボードです。しかも、テンキーレスのコンパクトタイプです。

 ATXケ-ス希望 
・サイズ W:250以内 H:450以内、D:450以内 
・工場内で使用するため、 
・ほこり、熱に対して耐久性のあるもの 
・堅牢性のあるもの(ぺこぺこでないもの) 



これがまた無いんです。探すけどなかなか条件に合うものが・・・
で、見つけたのがこれです。




如何でしょうか?  なかなかなもんでしょう。

フロントの写真です。
こちらはリアの写真です。



トップの蓋付きUSBポート(ホコリ対策あり)


それと、トップに大型排気FANを装備!


一見、単なるコンパクトなミニタワーケースのようですが、実はこのケースATXマザー対応の
ミドルタワーなんです!
しかもケース高が37.5センチという驚きの低さなのです!
低い理由は電源の配置にあります。ケース前面に倒立配置することにより後方のスペースを
確保し、マザーギリギリの高さを可能としています。


コンパクトでよく見かけるのは、CPUの横に電源を配置するタイプですが、ちょっとでも背の
高いCPUクーラーだと干渉します。そのため熱に対して不安があるのですが、このケースは
CPU周りが広く、大型のクーラーでも問題ありません。

ケースは総アルミで軽くまた熱伝導率にも優れており、さらに底面と天井に1基ずつ14センチの
大型FANが付いていますので、冷却能力も抜群です。

見た目も非常にカッチリとした印象で高級感があり、オフィスにもリビングにもマッチします。

また、Core i7の最高クラスのCPUでエンコードなどのパワフルな作業から、ブラウジングなどの
普段使いまでなんでもこなせるPCとなっており、これからの夏にかけてお勧めのPCです。

スペック情報
ケース:Lian Li PC-A55B(ブラック)
マザーボード:ASUSTeK H97-PLUS<Intel H97チップセット>
CPU:Intel i7-4790 3.6Ghz 4コア 8スレッド
メモリ:4GB(32ビットOS仕様)
HDD:1TB
グラフィック:HDグラフィック

特殊な環境で利用なさるお客様には、専用のPCを!!

条件に合わせて見積りいたします。 お気軽にご相談ください。






2015年7月1日水曜日

ASUS Chromebox CN60 を触ってみた!

皆様、こんばんわ

工場で仕事中のIです。

本日は、ASUSから発売されています Chromebox CN60 をちょっとだけ
触ってみたので、紹介いたします。






こんなやつです。

そう、INTELのNUCにそっくりですよね。 そうなんです。

スペックは、
CPU:3rd Gen Intel Celeron
メモリ:2GB
SSD:16GB
グラフィック:オンボード

と、まあこんな感じですが、何が違うかと言うと、OSなんです。

そうです。 新鋭のChrome OSを採用した、NUCなんですね!

筐体は、マットな黒色に近いグレーで、安っぽさはありません。
アダプターも同梱されていて、開けたらすぐに使えるのは嬉しいですね。

電源ボタンがちょうど角にありサイドはUSBコネクタと、MMC、SDカードが使用できます。


電源を入れると起動は約15秒ぐらいで完了し、ブラウザが使える状態になりました。







タブレットのような操作感覚ではなく左下のランチャーから、Windows版のChromeの
ようにウィンドウが複数起動できます。







WindowsやChromeに慣れている人は違和感なく使うことができると思います。






ただし、日本語入力はキーボードの「半角/全角」キーではなく、「Ctrl+スペースキー」に
なっていて、若干戸惑うかもしれません。


ベンチマークは用意できなかったので、Youtubeを複数ウィンドウで再生してみましたが、
サクサクとストレスなく視聴できました。

ネットがメインの方は、Chromebox もアリですねー。

2015年6月19日金曜日

Adobe の 新製品!

こんばんは

アプライドのPC工場で、頑張っているYです。

今夜は、僕の趣味で常に活用させていただいているソフトの新製品がリリースされたので
皆さんにも紹介したいと思います。

「Adobe Creative Cloud 2015」 です!!

http://www.adobe.com/jp/creativecloud.html


今回、最大級のアップデートというだけあって、面白い機能が搭載されています。


今日は一般によく使われている「Photoshop」から、新しい機能を一部紹介してみます。




■ 異なるアートボードを一つのドキュメントに入れられる
例えばPC用のレイアウトとiPad、Android用のレイアウトをは、画面解像度が異なるので、
複数のドキュメントに分ける必要がありました。今回一つのドキュメントに入れることが
可能となって、レスポンシブデザインの対応や、画像の受け渡し、異なるアートワークの
回覧など、管理が容易になっています。

■ モバイルアプリとの連携
これにより、iPhoneなどの実機ですぐに作業結果がプレビューできるようになりました。
レスポンシブデザインが正しく表示されるのか、すぐにわかるので非常によさそうです。
また外出先でもスケッチをしたり、とにかくモバイルデバイスとの親和性が向上しています。

既にインストールしている方で、アップデートに関しましては注意するポイントが
ありますので下記公式ブログの下の方をご覧になってください。

http://blogs.adobe.com/creativestation/photoshop_cc_2015

まだまだ、いろいろな機能があるのですが、機会があれば少しずつ紹介していきたいと
思います。

2015年6月11日木曜日

「Red Hat系Linuxの重大なバグ」 について

6月9日に、Red Hat系Linuxの重大なバグがニュースになりました。

対象は、Haswellを搭載したRedhat系OS搭載PCとなっており、弊社の製品も
Haswellベースの CPUを搭載しているものは影響を受ける可能性があります。

対象のOSは、以下の通りです。
・Redhat Enterprise Linux 6.6、CentOS 6.6、Scientific Linux 6.6など
・Redhat Enterprise Linux 7.1、CentOS 7.1、Scientific Linux 7.1など

このバグは、カーネルの排他制御機能を利用したアプリケーションを実行すると、
デッドロック(処理待ちで止まる事)に陥ります。

現在、出荷した製品で不具合の報告が無いため、実際にこの機能を利用したアプリケーション
は極めて少ないと判断しており、症状がでていないお客様は慌てずに今後のアップデートを
お待ちいただくようにお願いいたします。

このバグはカーネルにパッチを当てて再構築する事で修正が可能ですが、カーネルの変更
はLinuxエンジニアのいない環境では運用上の影響が大きいため、今後のアップデートによ
る修正を待つ事が最善だと考えております。

以下、参考サイトです。

ニュース(日本語)
http://www.infoq.com/jp/news/2015/06/redhat-futex

アナウンス(英語)
https://groups.google.com/forum/#!topic/mechanical-ympathy/QbmpZxp6C64

修正パッチ(英語)
https://github.com/torvalds/linux/commit/76835b0ebf8a7fe85beb03c75121419a7dec52f0

バグの説明(英語)
https://github.com/torvalds/linux/commit/b0c29f79ecea0b6fbcefc999e70f2843ae8306db